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★お掃除のプロ

 

 

 

壁・床・天井壁・床・天井

壁・床・天井はとにかく汚れやすい。壁は手垢やほこりで黒ずんだり、知らないうちにクロスが剥がれていたり、カーペットには食べ物のシミやペットの毛が絶えません。そして、フローリングには引っかき傷。そんな汚れや傷の掃除法と補修法を。


天井

クロス壁

フローリングの床

カーペット

畳の汚れ

食べ物の汚れ
(カレー、チョコレート、ケチャップ、しょうゆ、牛乳.、ガム・マニキュア)


天井

天井は普段ケアしないだけに、案外しっかり汚れているもの、ほこりがたまっていることが考えられます。電子ばたきを掃除機の筒の先につけてなぞるだけでゴミは取れます。あとは水拭きをすればOKです。天井を拭くときは、天井と頭の間に握り拳ひとつくらいの距離をとれるよう椅子、台、脚立を用意します。

天井天井を楽に拭くこつは、自分の体と天井の距離。頭と天井の間が握りこぶしひとつ分くらいの距離だと疲れない
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クロス壁

クロス壁の薄汚れは、布クロスの場合、繊維の隙間にほこりが入っているので、電子ばたきで表面の汚れをとった後、固く絞った雑巾で手早く拭きます。しみにならないよう、薬品は使わないほうが無難。ビニールクロスの場合は水拭きして汚れがとれなかったら、住まいの洗剤スプレーを使います。

こびりついた汚れにはブラシ類を使います。スペースが小さければ歯ブラシ、大きければタワシ。柔らかい壁紙のときはタワシをタオルでくるんでこすってみましょう。なお、住まいの洗剤を使ったら、2度拭きを忘れないように。

壁紙デリケートな壁紙はタワシをタオルで包み、住まいの洗剤をつけて軽くこする
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フローリングの床

フローリングの床の手入れは水拭きも洗剤拭きもダメです。樹脂系ワックスか床用ニスを塗ります。フローリングをワックスやニスの皮膜で覆ってやるわけです。樹脂系ワックスだと月に1回、床用ニスだと1、2年に1回が目安。

フローリングの床の引っかき傷は周囲の色とかなり違うから目立つのであって、ですから、“色合わせ”をします。手っとり早くやるならクレヨンを塗る、微妙な色を合わせるなら水性絵の具を混ぜ合わせて塗ります。絵の具が乾いてからマーカー用のニスを塗ればOKです。

フローリングクレヨン状のキズ隠し用補修剤も各種市販されている
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カーペット

カーペットの掃除を簡単に、しかもきれいに済ませたいときは、両面テープのローラーと手動式のフクバホーキーが便利。カーペットにからみついた髪の毛や糸くず、ペットの毛などを見逃さずとった後、電気掃除機をかければ完璧です。

徹底的に掃除したい場合はじゅうたんクリーナーを使います。泡状の洗剤をカーペットの上にうっすら雪がつもった程度にまき、ブラシでこするのです。泡はカーペット内の汚れを吸い込んで粉になり、それを電気掃除機で吸い取ります。

カーペットにできた原因不明のしみは、まず水で、それがダメならお酢を薄めたもので丁寧にこすってみます。たいていのしみはこれでとれるはずです。

カーペットずいぶん前にかなり流行した「フクバホーキー」。なぜ今ごろと聞かれれば「便利なものはやっぱりいい」から。カーペットの奥のホコリなどもかなり取れる。物置などに眠っていない?
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畳の手入れ

畳の手入れは、から拭きが原則です。が、どうしても時間がたつうちに薄汚れてきてしまうので、そのときはお酢を使ってリフレッシュさせます。バケツ半分くらいの水に、お酢を盃1杯くらい加えたもので雑巾がけをします。酢には黄ばみをとる漂白効果があるので、心持ちもとの美しさに戻ります。【もどる】

食べ物の汚れ


カーペットや畳にこぼした食べ物の汚れはちゃんと処置しないとしみになってしまいます。しみを残さないための汚れ落とし法を覚えておきましょう。汚れには油性のものと水性のものがあり、やっかいなのは油性の汚れです。ベンジンか消毒用アルコールで油分を落とし、色素は酢や洗濯石鹸の水溶液で落とします。

カレー

油性の汚れのなかでも厄介なのがカレーです。スパイスが多いので色素も複雑。ベンジンで油分を落とし、色素は、ベンジンが蒸発した後、石鹸液か酢を含んだ布で叩いて抜きます。

チョコレート
油分は含まれていますが、多量ではないので消毒用アルコールを含ませた布でつまみとるようにして油分をとり除けば、汚れは落ちます。色素が残る場合は石鹸水を含んだ布で拭き、水拭きでOKです。

ケチャップ
まず布でつまむようにしてあらかた汚れをとった後、酢を使って赤い色素を落とします。酢には漂白作用があり、ケチャップのような色の濃い汚れには効果的。あとは水を含んだ布で叩くようにして酢を吸収します。

しょうゆ
しょうゆやコーヒー、紅茶、緑茶、味噌汁などの水性の汚れは、こぼれた直後ならとにかく乾いた布で吸いとります。しみが残るようなときは石鹸液を含んだ布で叩くようにして汚れをとります。

牛 乳

牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、タンパク質が落ちていないとあとで黄ばみますから、アルコールを含んだ布で押さえて取り除き、次にタンパク質を分解する酵素入り洗剤の水溶液を歯ブラシにつけてこすり、30分くらいそのままにしておき、最後に水を含んだ布で叩くようにして吸収します。

ガム・マニキュア
油性の汚れにも水性の汚れにもあてはまらない。ガムがこびりついたら、氷をビニール袋に入れてガムの上に置きます。5分くらいで固くなるので一気にはがします。マニキュアは、乾いた布で叩くように吸いとり、残りを徐光液かアセトンを含んだ布で叩くようにして色素を除きます。【もどる】